ちっちゃい大人

 

小1の頃から考え方が変わってないなって自負していたんだけれど、どうしてなのかずっとわからなかった。

 

意識が生まれてからのことを今思い出すと、すごくませてたなあ、と思う。

 

小1の時、

みんなが生きてる世界の、色んな楽しいことや、めんどくさいことを、

超未熟な身体で、一息に理解しようとして思いっきり吸い込んで、

(私は少し頭が良かったから、)全部、頭では分かったの。

そう思ってる。

 

何を言っているのかが、分かっちゃった。

でも、今まで何も経験していない未熟な身体では、溢れてしまった。

 

キャパオーバー。

 

だし、

大人たちはそれをみて子ども扱いした、腹が立った。

めちゃくちゃ。

 

だからまるで子供みたいに、

すねて、怒って、泣いて、慰め待ちしてやった。今でもする。

 

今は分かるけど、

その時は、自分の身体が未熟だっていうことを知らなかった、というか。

 

意識は変わらないんだと思う。

経験を積んで行って、身体も心も成長して、自然と変わっていく。

 

それに気づいて、わたしがそうであったようなまだ未熟な子供を、優先的に大事に助けていってあげるのが、大人だったんだなって。

 

意識は変わんないってことは、

みんな子供ってこと!大人ってこと!

 

かわいい幼児の絵で「小さい大人」っていう題の絵を2年前くらいに見て、

少し心が動いていたけれど、

ホントソレー!!って思う。

 

これが大人になるということか、みたいな、私の中の大きな疑問が一つ解けた。

 

そう考えると、そりゃー、

小1の時から何も変わってないと。

 

私の、腑に落ちた。

良かった。

 

私は少し大人になってしまったよ。

 

 

伝われっ