日記中毒

 

意思がない。

自らの意思で、意思がない。

わたしが選んでいる。

責めている。

言葉にしないと、落ち着かない。

お酒を飲まないと二日酔いが治らないアル中の甘えと、タバコのことばかり考えてるニコチン中毒者と同じ。

 

私は何の為に、ここまで生きてきたのか。何をし続けて、ここに生きていられるのか。

 

人のせいにする。

明日の私のせいにしたり、

今までの、以前の、私のせいにしたり。

私だけじゃない。他人のせいにもする。

 

たくさん考えた。

自らの意思で決める為に。

責任を自ら負う為に。

自分の為だと思う程、どうでもよく、どうでもよくない。

 

もしこの意識のまま生まれ変わることがあるとしたなら、そんなことは、今の私では無理だけれど。

私は欲望の為に生きたい。

何も我慢をしたくない。

そんな生まれたままのようなわがままのままで、どんなところまで行けるのか、試してみたい。

 

そうなったら、わたしはきっと、

想像できない程行き過ぎたどんな場所に行ってしまったとしても、そこは私だけの居場所となって、受け入れることができるのだろう。

 

何の偏見も迷いも遠慮もなく、素直な私でいられることが出来たとしたら、どれだけ、今の私が欲しいと願う、何かを、手に入れることができるのだろう。

 

想像はつかない。そこに向かってゆくことでしか、それは見えてこない。

何を求めていたのか、もう忘れてしまった。

ただ、感じてしまう。

 

日常の私を否定してくる、その感覚が。

答えは見える。この、私の頭の中でよじれる思いを鎮める為の答えは、ちゃんと見える。

だからって、それが、この体で生きてきた私自身の欲望では、答えでは、ないのだと思う。

防衛かもしれない。簡単に、片付けてしまえるように、こんな思考回路になったのかもしれない。

 

訳の分からない、何の意味もないこの文章は、何をもって、何になっていくのか。

あなたの一部と少しでも、繋がれたらいい。違う形であったとしても、全く同じかもしれないし、何も重なっていないかもしれない。それは、わからない。 

 

わかる時もあるけれど、声に、言葉にした瞬間、違うものに姿を変えることは、よくあることだから。切ないよ。

 

私には何が出来るのでしょう。

私には私が、何をしているのか、わからないんです。私の中だけの私の為だけの言葉でしか、わからないんです。

 

私以外の人々に、何を理解されているのか、わからないんです。そして、それを知りたいんです。とても強く。

 

私以外の人から、私の話を聞くことが好きです。だけど、嘘が混じっていれば、すぐにわかります。本当じゃないって。

全てが嘘に包まれてしまう。本当も。

 

嘘はバレなきゃいいだとか、幸せな嘘とか、そんなものは、いらないんです。

私には。

本当のこと、本当の感じなんて、みんな本当はわかっているんだから。

良い嘘だとしても、私は嘘が怖い。

笑っている人の心の中が見えてしまう。

 

この世界は、そういう世界だからと、

私も全力で笑っている。

そして、ほとんど誰もが気付かない。

心と体は離れて、そこにいる私は本当に、笑っているのだ。

嘘も本当になってしまうんだ。

私も気がつかなかった。私が嘘をついていることに。怖くなった。

この私と、みんなと生きる私が、別の人間のようだ。怖くなった。

 

本当のことを言えず、伝えることができずに、私を全力で誤魔化して生きていたら、それは私となるのだ。

離れていくばかり。私と私が。

 

遠すぎる。気付いた時には、遠過ぎた。

とても追いつかないと思った。

追いつこうとすればする程、意識は無くなる。忘れてしまう。遠い。

 

受け入れる。そうしたら、たくさんの感情がぶわっと出てきて、混乱し、思考が止まらなくなる。ひどく疲れた。

何もかも受け入れてしまったら、私の意識は死んでしまうのか。

だとしたら、私は上手に生きてきたのだろうか。

 

私は暗いわけではない。

今はもう死にたいとは思わない。

絶望してる訳でもない。

とにかく今怖いことは、心が亡くなってしまうことだ。動いていて。お願いだから。

そしてみんな、私に気付いて。

 

そんなこと言ったって、これは、私が言っているだけで、声にはならないのだから、どうでしょう。

何が本当なのでしょう。

わからないので言葉にしたいのです。